旧太子駅(おおしえき)に行ってきました。
旧太子駅とは戦時中に鉄鉱石を搬出するために開業した貨物専用線で戦後、旅客輸送も行われましたが、昭和46年(1971年)に廃線となりました。 現在は、復元されたホームやレール、駅舎が当時の趣を再現しています。
〒377-1702
群馬県吾妻郡中之条町大字太子251-4
駐車場は凄く広いです。駐車場奥の方に看板や入り口があるので車は奥の方に停めた方がいいです。
こちらが太子駅ですが、最近立て直しされたのでトイレなどはとても綺麗でした( •̀∀•́ )
中には当時使われていた道具や写真が飾られています。少ないですがキーホルダー等のお土産もあります。
ちなみに入場券は当時の切符が印刷されており、入場の歳に昔のように一部カットされます。
(入館料)200円
入場するとさっそく当時使われていた道具が展示されています。ちなみに写真奥の扉が御手洗です。
左を見ると当時の線路や建物の一部、車両が見えます。
これらが実際に動いて人々の生活の為に役立っていたのだから、廃線や廃墟は面白いですよね。
これは鉄山で採取された鉄鉱石を貯めて、貨車に積み込む「ホッパー」と呼ばれる施設の跡です。太子駅が現役の時は、群馬鉄山から貨物用ロープウェイで運ばれてきた鉄鉱石を、このホッパー上部の貯炭槽に貯めていました。その後、ホッパー下部の引き込み線に入れた貨車に鉄鉱石を積込み、製鉄所のある川崎などに運び出していました。
車両の中も当時のままで保管されています。
この人によって造られた建造物が自然の力で少しずつ壊れていく姿が美しいですね。
満足したので駐車場に戻る途中でこれらがホッパーだったことに気付きました(´・ω・`)
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